融資の結果と金貸しの男

半沢直樹の高視聴率を3C分析で考える

Posted by cf3NvIdL on 2013年8月24日

今期、高視聴率を獲得し、話題のドラマと言えばTBS「半沢直樹」とNHK「あまちゃん」であろう。
前回の放送でちょうど折り返しを迎えたようなので、ここで「半沢直樹」について、
経営分析等で使われる3C(Customer,Competitor,Company=顧客、競合、自社)の視点で考えてみたいの思う。

銀座カラー

・顧客(視聴者)について
「半沢直樹」が放送されているのは、TBSの東芝日曜劇場枠は、
その名の通り日曜の21時の枠で放送されるものである。
さて、ここで視聴者は、この時間帯にどのようなメンタリティー(気分)で
居るのだろうかと考えてみよう。おそらく、仕事が大好きな一部の人間を除けば、
高い確率で、翌日から始まる仕事に対する憂鬱な気分に浸っていることであろう。
その点で、「半沢直樹」の組織の不条理に対する勧善懲悪的なストーリーは、
視聴者の憂鬱なメンタリティーに訴えるものがあるのだろう。

・競合(競合番組)について
 次に競合番組に目を向けてみると、日曜21時の時間帯は、関東を参考に見ると
ドラマ1枠、バラエティ4枠、その他、であり、ドラマなどストーリーのあるコンテンツが
見たい層を「半沢直樹」が独占したことが想像できる。
ただ、日曜21時枠は、過去にフジテレビ系列で同時間帯に花王一社提供で
ドラマ枠を保有していたが、低視聴率により撤退しているため、
もともとドラマに対するニーズが高い時間帯とは言えないだろう。
そう考えると、「半沢直樹」は、大きくないニーズを取りこぼしなく回収したといえるだろう。

[リンク]

・自社(TBS)について
 TBSは、当初「半沢直樹」押しではなく、「ぴんとこな」に力を入れていたようで、
「半沢直樹」が当たるのは想定外だったようだ。その点では、当初の期待が低かった分、
制作担当者のインタビューで”もともと当たると思って作ってませんでした”というように、
”当て”に行くのではなく、原作の良さを引き出すことにこだわった番組作りをしていたようだ。

これら、日曜の視聴者の憂鬱なメンタリティーに、原作の良さを最大限に引き出す作品で臨み、
ドラマに対する限られたニーズを取りこぼしなく回収したことが「半沢直樹」の成功と言えよう。

製作者インタビュー:http://news.livedoor.com/article/detail/7946083/

[リンク]

オジサンの心をつかんだ半沢直樹

今クール一番人気と言われるドラマ「半沢直樹」。正直言うと私はあまり好きではありません。ただでさえ明日からまた仕事だとブルーな気分になる日曜の夜に、現実の厳しさを見せつけられているような気がして。
主人が気に行って録画しているので、一緒に見てはいるのですが…。
主演の堺雅人さんは好きなんです。リーガルハイも好きでしたし、大奥は映画館まで見に行きました。でもなぜか半沢さんは好きになれないの。
バブル期の体験も銀行に勤めた経験もないのでいまいち親近感が湧かないせいでしょうか。同級生で銀行に就職した友人もいますが、苦労してるっていうか、しばしば勧誘等に利用されることがあって結局疎遠になりましたし。そんなことがあって銀行員が嫌いなのも、このドラマを好きになれない原因なのかも。もともと男性向けに作られてるっぽいので仕方ないのかな。「倍返し」という台詞が印象的ですが、やってる仕返しは倍どころじゃないんじゃないかって気も…。
女子としては銀行内の男性陣の争いよりも、女性出演者に目が行きますね。まずは奥さんの花さん。上戸彩ちゃんはちょっと若すぎたかな…でもなんかこの夫婦のやり取りに掬われているような気がします。そして東田の愛人役の壇密さん。お芝居はまだ上手とは言えないけど、嫌いじゃないです。なんか不思議な雰囲気なんですよね。ちらっと知的な印象もあるせいか、なんとなく気になってしまう。
他のドラマは1、2話見て諦めちゃうのに、なんだかんだ言いながらも毎週見てしまうのだから、面白いということになっちゃうのかな…。

エピレ 効果

会社にこんな人いたらなぁ

毎回ハラハラドキドキしながら観ています。お勤めの経験がある人ならわかるかもしれませんが、ドラマにでてくる銀行の中で繰り広げられる上司と部下のやりとりは銀行だけでなく企業や役所といった組織では日常茶飯事のことかも、あるいはもっとドロドロしているのではないかと思います。また上司の不正や過ちを部下の責任にされてしまっても、たいていは泣き寝入りもしくは見て見ぬふりをしてしまい、半沢直樹のように上司に対してもビシッと指摘し、タンカを切ることができる人は皆無でしょう。
 半沢直樹のような人が職場にいたら、上の者に対してこびへつらうことしかできない人間にとってはうっとうしい存在かもしれませんが、職場の雰囲気はとっても風通しがよさそうだし、この人についていきたいという存在がいれば、なんか自分も真面目にがんばれそうという気になれる気がしました。
 このドラマは働き盛りの男性に人気があるようですが、上司との関係やこのまま今の会社で働き続けても先が見えないなどといった悩みを抱える女性にとっても楽しむことができるドラマです。
 また、半沢直樹役の堺雅人さんはじめ、香川照之さん、これから頻繁に登場されると思われる北大路欣也さんとそうそうたる役者さんたちのの迫力ある演技にも目が離せなくなるでしょう。

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